AI画像をブログのアイキャッチに使っている方、ちょっと待ってください。
「AIで作った画像なら著作権は大丈夫」と思っていませんか?
2026年4月30日、
GW直前の出張中にアフィリエイトASPから「登録削除」の通知が届きました。
原因はAIで作ったアイキャッチ画像。
企業のロゴに酷似した画像が、著作権・商標権の侵害とみなされてしまったのです。
「AIが作った画像なのに、著作権侵害になるの?」と思った方——なります。
自分がそれをやらかしました。
この記事では、実際に起きたことを時系列で振り返りながら、帰宅後すぐに実施した対策5ステップと、AI画像を使うブロガーが知っておくべきことをまとめています。
自分と同じような失敗をしないように、参考にしてもらえると嬉しいです。
AI画像の著作権リスクと対策、ぜひ最後まで読んでいってください。
出張中に届いた「登録削除」メール
出張の移動中、スマホに通知が届きました。
差出人はアフィリエイトASP。
件名は「【重要】ご登録頂きましたメディア削除のご報告」。
「……え、なんで?」
GW直前の4月30日(木)、15時半のことです。メールを開いて固まりました。
登録削除の理由はこう書かれていました。
特定の企業名や商品、キャラクター、著名人に酷似したものや容易に想起できる画像の掲載は著作権侵害・商標権侵害となる恐れがございます。
問題があると指摘されたページは、楽天証券関連の記事2本。
GW前になんていうメールしてくるんじゃい。。

よりによってGW前て。。しかも出張中って。。タイミング最悪すぎる。帰るまで何もできんがな。。
出張中に対応できることは何もありません。帰宅してから動くしかありませんでした。
次のセクションでは、問題の原因——AIで作ったアイキャッチの何がまずかったかを説明します。
原因はAIで作ったアイキャッチだった
メールを読んですぐ、移動中のスマホで「問題のページ」を確認しました。
指摘されたのは楽天証券の関連記事2本。そのアイキャッチ画像を見て、即座に理由がわかりました。
「RAKUTEN」のローマ字ロゴと、「R」の文字ロゴがそのまま入っていました。
Geminiに記事タイトル「楽天証券で口座開設した話【NISA・高配当株の始め方】」を渡してアイキャッチを作ってもらったとき、AIが楽天のロゴを忠実に再現してしまっていたのです。
正直、生成した時点では「それっぽい画像が作れた」と思っていました。それが完全に裏目に出ました。

「それっぽく作れた」と思って満足してたのが完全に裏目。AIを信用しすぎてました。反省。。
AIはロゴを「忠実に」再現する
AI画像生成ツールは、学習データから「らしい画像」を作り出します。
「楽天証券」「楽天」といったキーワードを与えると、実際のロゴに限りなく近い画像が生成されてしまいます。これは精度が高いからこそ起きる問題です。
ユーザーは「あくまでイメージ」のつもりでも、AIからすれば「できるだけ本物に近づける」のが正しい動作です。ギャップがそのまま著作権・商標権リスクになります。
やらかしてから気づいた、AIアイキャッチの落とし穴でした。
次のセクションでは、帰宅後すぐに実施した対策5ステップを紹介します。
帰宅後すぐ動いた対策5ステップ
18時半ごろ帰宅してすぐ、対策に取り掛かりました。やったことは大きく5つです。
① 全記事のアイキャッチを目視確認
まず、ブログ内のすべての記事を1本ずつ開いて、アイキャッチ画像を目視で確認しました。
チェックしたのはアイキャッチだけでなく、本文中に挿入している画像も含めてすべてです。企業名・ロゴ・キャラクターが写り込んでいないか、一枚一枚確認しました。
問題があったのは楽天証券関連の2記事のみでしたが、「他にも似たような画像があるかもしれない」という不安から、全記事を確認せずにはいられませんでした。
② GeminiとペイントでAI画像を作り直し
問題のあったアイキャッチ画像を作り直しました。最初はGemini(無料版)で再生成を試みましたが、途中でトークン制限に達してしまいました。
仕方なく途中からWindowsのペイントで作り直したのですが、久々すぎて使い方を忘れていました。ネットで調べながら、ClaudeCodeにも聞きながら、なんとか完成させました。

まさか2026年にWindowsペイントと格闘することになるとは。昭和生まれ、令和でもペイントに頼ります。
この経験から、AI画像生成は便利ですが企業名・ブランド名を含むキーワードは使わない・生成後は必ず自分の目で確認する、というルールを自分に課しました。
(今思えば、無茶苦茶あたりまえのことなのだが。。)
この経験から、AI画像生成は便利ですが企業名・ブランド名を含むキーワードは使わない・生成後は必ず自分の目で確認する、というルールを自分に課しました。
(今思えば、無茶苦茶あたりまえのことなのだが。。)
なお、安全に使える画像ツールについては後のセクションでまとめています。
◇◆◇ConoHa AI Canvas|ブラウザだけでできる本格的なAI画像生成◇◆◇

③ ClaudeCodeにアフィリ規約を読み込ませてサイト全文チェック
画像の修正と並行して、「他にも規約違反になりそうな箇所がないか」が気になりました。
そこで活躍したのがClaudeCodeです。
ASPの規約ページのURLをClaudeCodeに読み込ませ、自分のサイトURLと照らし合わせてもらいました。「この表現って大丈夫?」「この書き方は規約的にNGになる?」という壁打ちを繰り返しながら、サイト全体をチェックしました。
人間が一人で規約を読み込んでチェックするより、はるかに効率よく確認できました。
④ PR表記をCocoon設定で追加
ClaudeCodeとの壁打ちの中で、もうひとつ気づいたことがありました。
PR表記(アフィリエイトを含む旨の表示)です。
「ClaudeCodeに設定してもらおう」と思ったのですが、より確実にするために自分でCocoonの設定画面から手動で追加しました。ClaudeCodeには設定箇所を教えてもらい、確認だけしてもらう形にしました。
これでサイト全体に自動でPR表記が表示されるようになりました。
⑤ アフィリエイトリンクを別のASPに差し替え
削除されたASPのアフィリエイトリンクが、記事内にそのまま残っていました。審査中とはいえ、無効なリンクを放置するわけにはいきません。
対象記事を確認し、削除されたASPのリンクを別のASPで取得したリンクに差し替えました。
「登録削除=リンクも全部死ぬ」という当たり前のことに、やらかしてから気づきました。
ASPを複数登録しておけばこういうときにも素早く対応できます。
対策が一通り完了したのは4月30日の20時26分。次は、ASPへの返信メールを送るだけ——でも、これが一番緊張しました。
本業より慎重に書いたメール返信とGWの7日間
対策が完了した20時30分、すぐにASPへ返信メールを送りました。
内容は「指摘を受けた画像を修正しました。再審査をお願いできますでしょうか」という趣旨のものです。ただ、これが普段の仕事のメールより何倍も時間がかかりました。
書いては消して、また書いて。
言葉の選び方、丁寧さのレベル、言い訳に聞こえないか——あらゆる角度から読み直して、推敲を重ねました。本業の取引先に送るメールよりよっぽど慎重でした。
送信ボタンを押した後は、あとは待つだけ。
ところが、ここに大きな壁がありました。
GW(ゴールデンウイーク)です。
調べてみると、同じように登録削除から再審査を経験した人のブログには「2〜3日で復活した」という記事がいくつかありました。でも今回はGWをまともに挟んでいます。担当者が動けるはずもありません。
GWの7日間、ずっと頭の片隅にありました。
「これでだめだったらどうしよう。」
しかも気になっていたのは審査結果だけではありません。
当時のアフィリエイト報酬の残高は、115円。
この115円、実はブログを始めて初めて発生した報酬でした。
記事を書いて、アフィリエイトを設定して、「本当に誰かが読んでくれているのか」と半信半疑だったところに、初めてついた報酬が115円。金額は小さくても、自分にとっては「ブログって本当に稼げるんだ」と実感できた大切な数字でした。
その115円が、登録削除と一緒に消えてしまうかもしれない。

金額は115円だけど、無茶苦茶うれしった。金額では測れない重みがある。
重み、思い入れ、気持ちが乗りまくった、コストパフォーマンス最強の115円だったのに…
旅行に行っても、飯を食べていても、どこかそわそわしていたGWでした。
次のセクションで、その結末をお話しします。
復活・そして気づいたこと
5月7日(木)の11時00分、スマホに通知が来ました。
差出人はあのASP。件名を見た瞬間、細胞レベルで体が反応してメールを開封。
「復活してた‼」
メディア登録が再承認されたという内容でした。GWが明けてすぐ、動いてくれていたのです。
そして恐る恐る報酬残高を確認すると——115円、ちゃんと残っていました。
「ありがとう!」という気持ちと、「やっと終わった」という安堵感で、しばらくぼーっとしてしまいました。

GWのそわそわが全部吹き飛んだ。115円も残ってた!
担当者様ありがとうございます!
この経験で気づいた3つのこと
AI画像を使ってブログを運営している人に、ぜひ知っておいてほしいことがあります。
① 企業名・ロゴ・キャラクターを含む画像はNG
AIに企業名やブランド名を含むキーワードを渡すと、実際のロゴに酷似した画像が生成されることがあります。「イメージ画像のつもり」でも、著作権・商標権の侵害になる恐れがあります。
振り返って考えてみれば、あたりまえのことだけど、超大事!
② 生成後は必ず自分の目でチェック
AIが生成した画像をそのまま使うのは危険です。企業名・文字・ロゴらしきものが入っていないか、必ず目視で確認してから使いましょう。
③ 今もGeminiは使っているが、確認方法を変えた
この経験後、Geminiをやめたかというと——正直、まだ使っています。
ただ、生成するときは企業名・ブランド名を含むキーワードを避け、生成後は必ずロゴや文字が入っていないかチェックするようにしました。
ツールが悪いのではなく、使い方の問題だったと思っています。では、安全に使えるおすすめの画像ツールを次のセクションで紹介します。
安全な画像ツール【ブログが軌道に乗ったら使いたい】
AI画像生成ツールは便利ですが、著作権リスクがゼロとは言い切れません。
今回の件でそれを痛感したので、ブログが軌道に乗ったら移行を検討しているツールを紹介します。
正直、現時点ではまだGeminiを使い続けています。ただ、ルールを守れば使えるとはいえ、いつかは安全な環境に移行したいと思っているので、その候補として調べたものをまとめました。
Canva Pro
テンプレートから選んで文字を入れるだけでアイキャッチが作れる、定番のデザインツールです。
商用利用可能な素材が豊富に揃っているため、著作権を気にせず使えます。無料版でも使えますが、Proにするとテンプレート数・素材数が大幅に増えて、より本格的なデザインが可能になります。ブログを収益化しながら長く続けるなら、早めに導入しておきたいツールの筆頭です。
ただし、素材の種類は無料版だとProと比べると限られます。まずは無料版で試してみて、物足りなくなったらProへのアップグレードを検討するのがよさそうです。
気になる方はまず公式サイトをチェックしてみてください。
◇◆◇ConoHa AI Canvas|ブラウザだけでできる本格的なAI画像生成◇◆◇

画像ツールと合わせて、もう一つ今回の経験で痛感したことがあります。ASPは複数登録しておくべきだ、ということです。
ASPは複数登録しておくべき理由
今回、登録削除されたのは1つのASPだけでした。
でも、もしそのASPだけに頼っていたら、収益がまるごとゼロになっていたところです。
幸い、ほかのASPにも登録していたため、最悪の事態は免れました。
この経験から、ASPは複数登録しておくべきだと強く思いました。
リスク分散のためにASPを複数使おう
リスク分散でよく言われる「卵を一つのカゴに盛るな」という話です。
1つのASPだけに依存していると、今回のような登録削除・規約変更・サービス終了が起きたとき、収益がいきなりゼロになるリスクがあります。
複数のASPに登録しておけば、1つがダメになっても他でカバーできます。
ブログ初心者のうちは「まず1つ登録できればいい」と思いがちですが、登録自体は無料なので、早めに複数登録しておくことをおすすめします。
おすすめASP2選
自分が実際に使っているASPを2つ紹介します。
A8.net
国内最大級のASPで、取り扱い広告数が非常に多いのが特徴です。大手ECサイトから専門サービスまで幅広く揃っているので、どんなジャンルのブログでも対応できます。まず最初に登録しておくべきASPです。
ただし、案件数が多い分、どれを選べばよいか迷うこともあります。最初は自分のブログジャンルに合った案件に絞って探すのがコツです。
登録は無料なので、まず試してみてください。
A8.netの申し込みページはこちらもしもアフィリエイト
A8.netと並んで登録しておきたいASPです。「かんたんリンク」という機能で、Amazon・楽天・Yahooショッピングのリンクをまとめて作れるのが便利です。自分もこのブログで活用しています。
ただし、A8.netと比べると取り扱い案件数はやや少なめです。Amazon・楽天系の物販アフィリエイトを中心に活用するのがおすすめです。
登録は無料なので、まず試してみてください。
もしもアフィリエイトの申し込みページはこちら
最後に、この記事全体のまとめをします。
まとめ
今回の経験を振り返ると、やってしまったことはシンプルです。
AIが生成した画像を、ちゃんと確認せずに使った。
それだけのことで、GW前にアフィリエイト登録を削除されました。
ただ、今はこう思っています。
最速で失敗できた、と。
ブログを始めてまだ日が浅いうちに、著作権・商標権リスクを身をもって学べた。対策も早いうちに打てた。
これを前向きにとらえるようにしています。
この記事のまとめ
画像まわりで気をつけること
- AIに企業名・ブランド名を渡すと、ロゴに酷似した画像が生成されることがある
- 生成後は必ず目視でチェックしてから使う
- 不安な場合はCanva Proなど安全なツールに移行するのがおすすめ
ASP登録まわりで気をつけること
- 1つのASPだけに依存しない
- 登録は無料なのでA8.net・もしもアフィリエイトなど複数登録しておく
- 規約はClaudeCodeを使って定期的にチェックする習慣をつける
初報酬の115円は無事に手元に残りました。金額は小さくても、この経験はブログを続ける上で一番の財産になったと思っています。
同じ失敗をしないために、この記事が少しでも参考になれば嬉しいです。
ブログをこれから始めたい方は、こちらの記事も参考にしてください。
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