フェス初めてで、何を持っていけばいいかわからない——
そんな悩みを抱えていませんか?
「ネットで調べたら荷物が多すぎる」「逆に少なすぎて困ったらどうしよう」。
初めてのフェスは不安がいっぱいですよね。わかります。
この記事では、10年・30回以上フェスに通ってきたおじさんが「本当に必要なもの」だけを厳選したチェックリスト22点を紹介します。
◎必須と○任意に分けているので、◎だけ揃えれば初めてのフェスは乗り越えられます。
バッグの選び方・服装・雨対策・NG持ち物まで、この記事1本で準備が完結します。
前日の荷物の準備をこのチェックリスト1枚で終わらせて、当日は身軽に、思いっきり楽しんできてください。
この記事で紹介するのはJAPAN JAMやROCK IN JAPANのようなモッシュ・ダイブなしのフェスを想定しています。
野外フェスの持ち物・服装リスト【モッシュ・ダイブ対応】削りに削った装備がこれ
モッシュ・ダイブありのフェスの持ち物・服装については別記事で詳しく解説しています。
フェスで荷物を最小限にすべき理由【両手フリーが全ての基準】
結論から言います。
フェスは「両手が自由」で「歩きが楽」なことが全ての基準です。
フェスに初めて行った人が気づくのが「結構歩く」こと。ステージからステージへの移動、フードエリア、グッズ売り場……体感で10km以上は歩いています。
さらに、いい位置で見るために前のアーティストが終わってからステージ前で待つこともある。その待ち時間、約30分はザラです。朝から夜まで、ずっと動き続けます。
ライブ中はクロークに荷物を預けてボディバッグ1つで身軽にするのが基本スタイル。
それでも移動中は荷物を持って歩くので、荷物は軽いほど良い。
10年・30回以上フェスに行ってきた自分が出した答えは、「持ち物の全ての選択基準を”両手フリー”と”歩きやすさ”に置く」ことです。
この記事で紹介するバッグ・服装・アイテム全ての選択には、この考え方が根っこにあります。

クロークに預けるにしても、荷物が多いと取り出しが面倒だし、移動中に持ち歩く量も増える。フェス会場内ではボディバッグ1つで完結できるのが理想。
次は、この考え方をベースにした持ち物の全体像を一覧で確認しましょう。
フェス初心者の持ち物チェックリスト【22選】
何を持っていけばいいか迷っているなら、このリストをそのまま使ってください。
◎=必須(13点) ○=任意(9点) 計22点
まずは◎だけ揃えれば初めてのフェスは乗り越えられます。
慣れてきたら○を少しずつ足していきましょう。
バッグ(4点)
| 品目 | 個数 | メモ | |
|---|---|---|---|
| ◎ | ボディバッグ | 1個 | 会場内用。フェス中はこれ一択 |
| ◎ | リュック | 1個 | 会場まで荷物を運ぶ役割。会場ではクロークに預ける |
| ○ | カラビナ | 1個 | ボディバッグ外にペットボトルを外付けして荷物を削減 |
| ○ | エコバッグ | 1個 | グッズ購入・荷物整理用 |
服装・シューズ(6点)
| 品目 | 個数 | メモ | |
|---|---|---|---|
| ◎ | 履きなれたスニーカー | 1足 | 歩きやすさ最優先。新しい靴はNG |
| ◎ | パンツ | 1枚 | 通気性のいいものがベスト |
| ◎ | アンダーシャツ | 2枚 | 速乾性・長袖推奨。ライブ後に着替える用で2枚持参 |
| ◎ | Tシャツ | 2枚 | アーティストTシャツが王道。着替え用に2枚持参 |
| ◎ | 靴下 | 1〜2足 | スポーツ向け素材推奨 |
| ◎ | タオル | 1〜2枚 | 汗拭き・首巻き用 |
暑さ・熱中症対策(7点)
| 品目 | 個数 | メモ | |
|---|---|---|---|
| ◎ | 日焼け止め | 1本 | SPF高め・ウォータープルーフ推奨 |
| ○ | 帽子・ハット | 1個 | 首元まで守れるものがベスト |
| ○ | レインポンチョ | 1枚 | 天気予報が雨・曇りなら必携。傘はNG |
| ○ | 水筒 | 750ml(1本) | 移動中の水分補給用。フェス中は持ち歩かない |
| ○ | 日傘 | 1本 | 開場までの移動中に重宝。晴雨兼用推奨 |
| ○ | 扇子 | 1本 | ハンディファンは電池切れリスクあり。扇子が確実 |
| ○ | ボディシート | 数枚 | 大判でなくて良い。汗をかいた後にさっと拭ける |
小物系(5点)
| 品目 | 個数 | メモ | |
|---|---|---|---|
| ◎ | モバイルバッテリー | 1個 | 電池切れ=チケット・地図・連絡が全滅 |
| ◎ | 携帯 | 1台 | チケット事前ダウンロード必須 |
| ◎ | 財布・現金 | — | ミニ財布推奨。現金多めに持参 |
| ◎ | ビニール袋 | 数枚 | ゴミ袋・濡れたもの入れ |
| ○ | レジャーシート | 1枚 | シートエリアがある場合にあると便利 |
次のセクションから各アイテムの選び方・ポイントを解説します。まずはバッグから。
バッグの選び方【ボディバッグとリュックの使い分け】
結論から言います。
移動中はリュック、フェス中はボディバッグです。
バッグは1つだけ持っていけばいい、ではありません。
役割が違うので、2つ使い分けるのが正解です。
上の一覧で紹介した4アイテム(ボディバッグ・リュック・カラビナ・エコバッグ)について、それぞれ詳しく解説します。
◎ ボディバッグ(1個)|フェス中はこれ一択
会場内で使うのはボディバッグだけ。両手が完全に空くから。
ライブ中にリュックを背負うのは周囲への迷惑になります。後ろの人の視界を遮るし、人とぶつかったときにバランスも崩れやすい。
10年・30回以上フェスに通い続けて、たどり着いた答えがボディバッグです。
その中でいま一番おすすめしているのがグレゴリー。
容量・耐久性・フィット感のバランスが良い。
□■□■グレゴリーのボディバック■□■□
◎ リュック(1個)|移動中の荷物運び役
自宅からフェス会場までは荷物が多い。
着替え・タオルなど、かさばるものを全部リュックに詰めて移動します。
会場に着いたらクロークに預けて終わり。あとは身軽に動くだけです。
リュックのおすすめはNEW ERA。
容量が大きく、収納が分かれているので汗まみれの服と普段の荷物を分けて入れられるのが便利です。
□■□■NEW ERAのリュック■□■□
○ カラビナ(1個)|ペットボトルを外付けできる
ボディバッグの外側にカラビナを付けて、ペットボトルを外付けにすると快適度が上がります。
バッグの中に手を突っ込む回数が減るし、飲み物もすぐ取り出せる。地味に便利です。
□■□■CHUMS のカラビナ■□■□
○ エコバッグ(1個)|グッズ購入・荷物整理用
グッズ購入やフードエリアでの買い物時に重宝します。
荷物が増えたときの袋にも、汚れたものを分けて収納するのにも使えます。
コンパクトにたためるものを1枚リュックに忍ばせておくだけでOKです。

フェス中は両手が自由で移動しやすいのに限る。
上級者になるとポケットに全部ものを入れてバッグすら必要なくなるけど、最初はボディバッグに必要なものだけ入れる感じでOK。
次は服装・靴の選び方です。
服装・靴:動きやすさ優先でスニーカーで十分
服装・靴に特別なものは何も要りません。
動きやすければOKです。
フェスは1日中歩き続けます。だから靴は妥協してはいけない。
上の一覧で紹介した6アイテム(スニーカー・パンツ・アンダーシャツ・Tシャツ・靴下・タオル)について詳しく解説します。
◎ 履きなれたスニーカー(1足)|新品はNG
一番大事なのは「履きなれている」こと。
新しい靴でフェスに行くと、靴ずれで地獄を見ます。特別なライブ用の靴は必要ありません。
歩きやすくて疲れにくい、いつものスニーカーが最強です。
ちなみにおすすめはニューバランス。ほんとに疲れない!
□■□■ニューバランス 574 ■□■□
雨の日は帰りに履き替えられるよう、スポーツスリッパを持っていくのもおすすめです。
会場が泥だらけになることがあるので、濡れたスニーカーのまま帰るのはかなりしんどい。
◎ パンツ(1枚)|通気性重視
ジーンズは避けた方が無難です。暑い・重い・動きにくいの三拍子。
通気性のいい素材のパンツが正解です。
フェス専用のパンツをひとつ用意しておくと、毎回迷わなくて済みます。
自分が愛用しているのはphenixのアラートパンツ。
軽くて通気性が良く、見た目もカジュアルで使いやすい。
ライブハウスで履くパンツ問題、解決しました【phenix ALERT PANTS STANDARDレビュー】

ハーフパンツでもOK。
暑い季節のフェスなら、むしろハーフパンツの方が快適なこともある。
◎ アンダーシャツ(2枚)|速乾・長袖推奨
速乾性素材の長袖を推奨します。
日差しが強いフェスでは長袖の方が日焼け対策になります。
汗をかいてもすぐ乾く素材なら不快感も少ない。2枚持参するのはライブ後に着替えるためです。
汗まみれの服のまま帰るのはかなりしんどい。
着替えて帰るときはランニング用のアンダーシャツでも可。
□■□■アンダーアーマーのアンダーシャツ■□■□
◎ Tシャツ(2枚)|好きなアーティストのTシャツが王道
せっかくフェスに行くなら、
アーティストのTシャツやフェスのTシャツを着るのが王道でおすすめです。
テンションが上がるものを用意しましょう。
普通のTシャツでも全然OKです。
ライブ後の着替え用に1枚追加で持っていきましょう。
◎ 靴下(1〜2足)|スポーツ向け素材
スポーツ向けの靴下はクッション性が高く、長時間歩いても疲れにくい。
靴下も替えを1足持っておくと、汗で蒸れたときに助かります。
◎ タオル(1〜2枚)|フェス中と行き帰り用
フェス中に使うタオルと行き帰り用で2枚あると便利です。
アーティストのタオルやフェスのタオルが王道。
普通の速乾性・冷感タオルでも全然OKです。

最近のフェスは暑くて涼しい素材とか考えがちだけど、Tシャツとタオルは好きなアーティストやフェスのものをつけるのが一番いい。
テンション上がるものをつけましょう。
次は暑さ・熱中症対策の8アイテムを解説します。
暑さ・熱中症対策【8選】
表の「暑さ・熱中症対策」カテゴリの7アイテムを解説します。
最近の暑さは本当に体にこたえるのでしっかり準備しましょう。
◎必須の日焼け止めから、○任意の快適グッズまでまとめて紹介します。
◎ 日焼け止め(1本)|SPF高め・ウォータープルーフ推奨
フェスは長時間屋外で過ごします。曇りの日でも紫外線は強い。
SPFが高くウォータープルーフタイプを選びましょう。
汗をかいても落ちにくく、定期的に塗り直すのがポイントです。
□■□■日焼け止め SPF50+ PA++++ ■□■□
○ 帽子・ハット(1個)|Kiuのハット一択
直射日光を遮るだけで、体感温度がまったく違います。
タオルを頭に乗せるなどで代用もできますが、ハットがあるとやはり快適さが変わります。
前だけでなく首の後ろまでカバーできるハットタイプがおすすめです。
Kiuのハットはおしゃれで機能性が高く、コスパも良い。フェスの定番ブランドです。
□■□■Kiuのハット■□■□
○ レインポンチョ(1枚)|Kiu一択【雨でもテンションが下がらない】
天気予報で降水確率が少しでもあれば、リュックに入れておくことをおすすめします。
突然の雨に対応できないと、そこからずっとびしょ濡れで過ごすことになります。
雨の日は事実上の必携アイテムです。
傘はNG。人が密集するライブ中に傘をさすことは基本禁止ですし、両手がふさがります。
Kiuのポンチョはデザインがおしゃれなので、雨が降ってもテンションが下がらない。
これ重要です。
□■□■Kiuのポンチョ■□■□

ウエザーニュースで天気予報とにらめっこして、前日まで晴れのはずが当日に雨予報に変わることがある。フェスあるある。雨対策だけは抜かりなく。
○ 水筒750ml(1本)|移動中の水分補給に
会場への移動中に使う目的で持参します。
フェス中は荷物になるのでリュックに入れてクロークへ。
保冷機能付きの水筒に氷多めで持参すると、移動中も冷たい飲み物をキープできます。
□■□■サーモスの水筒(750ml)■□■□
○ 日傘(1本)|開場前の移動に重宝
開場前に日陰のない場所で待つことがあります。
そんなときに日傘があると助かります。
晴雨兼用タイプなら突然の雨にも対応できて一石二鳥です。
□■□■Kiuの日傘(折り畳み)■□■□
○ 扇子(1本)|ハンディファンより確実
ハンディファンは電池切れのリスクがある。
扇子は電池不要で確実に機能します。(オールドスタイルがおすすめです。)
コンパクトにしまえるので邪魔にもなりません。
○ ボディシート(数枚)|汗をさっと拭けるだけで気持ちが変わる
大判でなくてOK。
ライブ後にさっと拭けるだけで、べたつきが無くなりすっきりします。

扇子とボディシートは必須にしてもいいかなというレベル。
扇子は待ち時間や移動時に重宝するし、かさばらないので持っていて全然OK。ボディシートは帰りの体のべたつきがなくなるので、これはおすすめ!
次は小物系の5アイテムを解説します。
小物系【5選】
スマホや財布は当たり前に持っていくものですが、フェスならではの注意点があります。
小物系5アイテムについて解説します。
◎ モバイルバッテリー(1個)|チケット・地図・連絡が全滅する前に
フェスは朝から夜まで1日中スマホを使います。
地図・タイムテーブル確認・友人との連絡、そして電子チケット。
電池が切れたらチケットも出せない。最悪の事態です。
容量は10,000mAh以上を推奨します。1日使い切れる容量があれば安心です。
□■□■Anker モバイルバッテリー 10000mAh ■□■□
◎ 携帯(1台)|チケットは事前ダウンロード必須
電子チケットが主流になっているので、スマホがないと入場できません。
入場前に必ずチケットをダウンロードしておきましょう。
会場内はWi-Fiが弱く、通信が繋がりにくい場合があります。
◎ 財布・現金(—)|フェス中はミニ財布推奨
フェス中はかさばる財布より、ミニ財布の方が便利です。
おすすめはKiUのミニ財布。軽くてコンパクトで、ボディバッグに収まります。
□■□■Kiuのミニ財布■□■□

財布は現金多めで持っていくのが吉。
グッズ売り場や屋台は現金のみの場合もある。小銭も用意しておくとスムーズ。
◎ ビニール袋(数枚)|ゴミ袋・濡れたもの入れに
汗をかいた服や濡れたタオルを分けて入れられます。
ゴミ袋としても使えるので、数枚持っておくと何かと便利です。
○ レジャーシート(1枚)|シートエリアがあるフェスで便利
シートエリアが設けられているフェスで重宝します。
芝生に直接座れる場所があるフェスなら持っていく価値ありです。
□■□■レジャーシート(60cm×90cm)■□■□
次は要らなかったもの・持ちすぎNG例を紹介します。
要らなかったもの【10年で気づいた持ちすぎNG例】
10年フェスに通い続けて、「これは要らなかった」と気づいたアイテムを正直に書きます。初めてのフェスは「念のため」で荷物が増えがち。でも実際には邪魔になるだけです。
大量の食料・飲み物
フードエリアを楽しむのがフェスの醍醐味のひとつ。
大量に持ち込んでも食べる暇がないし、重いだけです。
ペットボトル1本だけ持参するくらいでOK。
本・雑誌
待ち時間に読もうと思っていても、実際は周りの雰囲気を楽しんでいて読む暇がない。
スマホで十分です。
着替えを詰め込みすぎ
Tシャツとアンダーシャツを各2枚推奨していますが、それ以上は不要です。念のためを繰り返すと荷物が重くなるだけです。

初めてのフェスで一番やりがちなのが荷物が増えてフェス中の移動が不便になること。
両手フリーが前提、を忘れずに。
チェックリストの◎必須アイテムだけ揃えれば初めてのフェスは十分乗り越えられます。
次はモッシュ・ダイブがあるフェスとの違いを解説します。
モッシュ・ダイブがあるフェスは持ち物が変わる【別記事で解説】
この記事で紹介した持ち物リストは、JAPAN JAMやROCK IN JAPANのようなモッシュ・ダイブなしのフェスを想定しています。
フェスによっては、激しいモッシュやダイブが起きるエリアがあります。
そういったフェスでは服装・シューズ・バッグの選び方が大きく変わります。
モッシュ・ダイブありのフェスの持ち物・服装については別記事で詳しく解説しています。
最後に、この記事のポイントをまとめます。
まとめ:フェス初心者はチェックリストの◎から揃えよう
- フェスの全ての基準は「両手フリー・歩きやすさ」。
移動中はリュック、フェス中はボディバッグが基本スタイル - ◎必須アイテムだけ揃えれば初めてのフェスは乗り越えられる。
○任意は2回目以降に少しずつ足していけばOK - 靴は履きなれたスニーカーで十分。
特別なものは何も要らない - 雨対策だけは抜かりなく。
ポンチョをリュックに忍ばせておくだけで安心感が全然違う - モバイルバッテリーと日焼け止めは絶対忘れずに
10年・30回以上フェスに通ってきたおじさんが言えるのは「準備しすぎより、動きやすさ優先」ということ。
チェックリストを前日の荷物の準備に活用して、あとは当日を思いっきり楽しんでください。




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