「京都大作戦、行ってみたいけど、実際どんな感じなんだろう?」
「フェスって、雨が降ったらどうなるの?」
そんな人に向けて書いています。
2026年7月、京都大作戦に2日間参戦してきました。
お目当てはKUZIRAとHEY-SMITH。
結論、最高でした。でも今年は、天気に思いっきり振り回された2日間でもありました。
この記事では、ライブ歴11年・京都大作戦も常連の昭和生まれおじさんが、ライブの熱狂も、雨と泥のドロドロも、物販での疲労も、全部正直に書きます。
これから京都大作戦やフェスに行く人が、「なるほど、こういうものか」と心の準備をするための、リアルな参考になればうれしいです。
京都大作戦2026に2日間参戦してきた【7/4 KUZIRA・7/5 HEY-SMITH】
2026年7月4日(土)と5日(日)の2日間、京都・太陽が丘(京都府立山城総合運動公園)で開催された「京都大作戦2026」に参戦してきました。10-FEET主催、毎年恒例の夏フェスキックオフです。
お目当ては、この2組でした。
- 1日目:KUZIRA(源氏ノ舞台)
- 2日目:HEY-SMITH(源氏ノ舞台)
どちらもしっかり浴びてきました。
ただ、今年はとにかく天気に泣かされました。1日目の前半は過去イチ快適だったのに、後半から雨。2日目にいたっては、朝から雨がえげつない。おかげで会場は毎年おなじみの「田植えフェス」に変貌しました。
この記事では、KUZIRAとHEY-SMITHの2日間を正直にレポートします。ライブ歴11年、京都大作戦もすっかり常連の昭和生まれおじさんの視点です。雨と泥と物販の戦いも全部込みで、これから行く人のリアルな心構えの参考になれば。
まずは1日目から。
【1日目】過去イチ快適からの「田植えフェス」。KUZIRA初の源氏ノ舞台
1日目のKUZIRAは、最高でした。しかも過去イチ快適なコンディションで観られました。
お目当てはKUZIRA!
初めての源氏ノ舞台!
もはy「ようやくここまでたどり着いた」という運動会の親目線です。
この時間帯はまだ日差しもやわらかく、風も通って、正直「これぞ夏フェス」という気持ちよさ。ここ数年の京都大作戦で一番快適だったかもしれません。
肝心のライブは、当然のようにブチ上がりました。モッシュにダイブ、久しぶりにフロアの真ん中ではじけまくりました。KUZIRAはやっぱり最高です。

この時点では「今年の大作戦、天国じゃん」って余裕こいてました。完全にフラグでしたね。
ところが、1日目の後半から雲行きが怪しくなります。ポツポツ来たと思ったら、そこから本降り。会場の土はあっという間にぬかるみ、大作戦恒例の「田植えフェス」に変貌しました。
不思議なもので、フェスって雨で濡れると逆にテンションが上がります。フェス好きなら分かってもらえる「あるある」だと思います。全身ドロドロなのに、なぜか笑ってしまう。
そして、さすが京都大作戦だと感じたのがここ。雨が強まっても、最前エリアでレインポンチョを着ている人がほぼいません。みんな濡れる前提で来ている。覚悟が違います。
ちなみに私も、過去記事で「モッシュ・ダイブ有りの野外フェスにレインコートは不要」と書いた通り、今回もレインコートは使いませんでした。前で暴れるなら、濡れて動きやすいほうが正解です。無理に雨具を買い足す必要はない、というのが正直な感想です。
持ち物の詳しい話は、こっちの記事にまとめています。


あと地味な発見。あれだけ屋外にいたのに、今回はほとんど日焼けしませんでした。日焼け止めを塗っていたのもありますが、後半は曇りと雨。日焼けを気にせず楽しめたのは、雨の数少ないメリットでした。
次は、そんな1日目に「今回一番疲れた」あの戦いの話です。
KUZIRAはトップバッター。物販と「見逃す不安」の板挟みが今回一番疲れた
正直に言うと、今回のフェスで一番疲れたのはライブではなく物販でした。
前提として、KUZIRAはこの日の源氏ノ舞台のトップバッター。開演早々に出番が来ます。
物販を速攻で済ませて、ライブを良い位置で観る作戦を立てていたので、気合を入れていた私は、会社に行く日より相当早く家(薄暗いなか出発)を出ました。
ここで一つ問題が。入場してKUZIRAグッズの物販に並ぶと、周りがザワザワしている。
「KUZIRAの物販開始は13時スタートらしい」
確かにトップバッターで物販買ってたら、最悪ライブを見れなくなる可能性もあると思っていたので助かった反面、できれば前日に言っててほしかったというのが本音ですね。
とはいえ、13時開始は体感かなり遅い。しかも実際は少し押して13時半スタート。列も長く、グッズを手にできたのは15時ごろでした。ちょうど天気も崩れてきた時間帯で、待っているだけでどんどん体力を削られます。買い終わるころにはヘトヘトでした。

物販、もうちょっと早く開けてくれ…。発表も当日朝じゃなくて事前にしてほしい。これ、来場者みんな思ってるはず。
それでも、お目当てのKUZIRAはしっかり浴びられたし、グッズも無事ゲット。疲れたけど、これも含めてフェスの醍醐味です。
次は、雨がさらにえげつなかった2日目。HEY-SMITHの話です。
【2日目】雨がえげつない中、HEY-SMITHを1人で浴びる
2日目は、朝からとにかく雨がえげつない。1日目が「後半から雨」だったのに対して、2日目は最初から本降りでした。
この日のお目当ては、源氏ノ舞台のHEY-SMITH。私にとっては久しぶりの京都大作戦でのHEY-SMITHで、たしか2年ぶりくらいです。そして今回は1人での参戦でした。
結論、最高でした。雨で全身ずぶ濡れでも、HEY-SMITHのホーンが鳴った瞬間に全部どうでもよくなります。
特にうれしかったのが、新曲「Voodoo Go To Zoo」を生で聴けたこと。
YouTubeでしか聴いていなかったので「ちゃんとノれるかな」と不安でしたが、いざ始まると余裕でノれました。というか、めちゃくちゃ楽しい。今後のライブでも定番になりそうな予感です。

雨とHEY-SMITHのスカ、相性良すぎ。びしょ濡れなのにみんな笑顔で飛び跳ねてて、これぞ夏フェス。欲を言えば「True Your Self」と「OVER」も聴きたかったけど、それはまた次の楽しみに取っておきます。
HEY-SMITH以外だと、dustboxも良かったです。安定のかっこよさで、しっかり盛り上げてくれました。
ちなみに、THE ORAL CIGARETTESとハルカミライは、若いお客さんが多めなんで、おじさんはビール飲みながら後方でゆったり「大人見」させてもらいました…

昔なら全部前で暴れてたけど、今は若い子に前を譲る余裕(という名の体力温存)。これも年の功ってことで。
そしてこの日、雨があまりにひどくて、初めて「鞍馬ノ間」に行ってみました。ここは屋内でバスケの試合をやっているエリアです。
一歩入ると別世界。クーラーは効いているし、雨も当たらない。濡れた体には天国でした。しかもこのバスケ、エンタメ色が強めで、観ていて笑ってしまう場面が何度もありました。雨宿りのつもりが、普通に楽しんでしまいました。
ただ、快適すぎて逆に複雑な気持ちにもなりました。せっかく京都大作戦に来たなら、雨でぐちゃぐちゃになってナンボ、という気持ちもあるんです。

屋内でぬくぬくしながら「いや、俺は泥まみれになりに来たんちゃうんか?」と自問自答。フェス脳(ドM体質)、めんどくさい。
ちなみに、1人参戦はもう慣れっこです。むしろ気楽でいい。自由に動き回れますし、喫煙者の私は、一服のたびに友達を待たせて気をつかうこともありません。1人フェスも、大人になってから覚えた楽しみ方のひとつです。
結局、最後まで会場に残って、終演まで見届けました。雨もずぶ濡れも全部込みで、大満足の2日目でした。
次は、そんな2日間を支えた(そして苦しめた)フェス飯・泥・体力のリアルな話です。
フェス飯・泥・体力…おじさんのリアルな2日間
ここからは、2日間を支えた(そして苦しめた)現場のリアルな話です。これから行く人には、地味に役立つはず。
フェス飯は「タイミング」がすべて
今回は雨のせいで、フェス飯を正直あまり満喫できませんでした。
1日目は、比較的空いている昼過ぎの時間をねらって、サクッと食べました。人気店は行列がえぐいので、時間をずらすのは鉄則です。
2日目はもっと割り切って、朝のうちにおにぎりをたくさん食べ、それで最後まで乗り切る作戦にしました。雨の中で並ぶ気力もなかったので、これが正解でした。

本当はフェス飯を食べ歩きたいんよ。でも雨だと「並ぶ」だけで体力ゲージがごっそり減る。朝おにぎり、ダサいけど強い。
2日間、泥だらけ。そこで神だったのがサンダル
そして今回の裏MVP、それはサンダルでした。
京都大作戦の会場は、雨が降ると一気にぬかるみます。今回も2日間、足元は泥だらけ。ライブ中はモッシュやダイブに備えて、しっかりした靴を履いています。ただ、問題は帰りです。
泥まみれでぐちゃぐちゃになった靴のまま、電車やバスで長時間移動するのは、想像以上にしんどい。そこで私は、行き帰りはサンダル、会場では靴に履き替えるスタイルにしました。これが本当に正解でした。
帰りに泥だらけの靴を脱いで、サンダルに履き替えるだけで、足がスッと解放されます。しかも会場の出口には体や足を洗える水場があって、そこで泥を落とせたのも地味にありがたかったです。

サンダルは本当に持って行ってよかった。泥まみれの靴で満員電車に乗る地獄を回避できるだけで、価値あり。
あってよかった/持って行かなくて正解だった持ち物
サンダル以外にも、2日間で「持ち物の正解・不正解」がハッキリしました。
まず、ビニール袋。これは何枚あっても困りません。泥だらけになった服を入れたり、着替えを分けたりと、大活躍でした。かさばらないので、多めに持っていくのがおすすめです。
飲み物は、キンキンに冷えた水を魔法瓶に入れて持ち込みました。炎天下でも冷たい水が飲めるのは、想像以上に効きます。塩分タブレットや経口補水液もいいですが、私は「冷たい水」派です。冷たいまま持ち運べる保冷ボトル(魔法瓶)は、夏フェスの必需品だと思っています。

まあ実際は、酒→水→酒→水の無限ループなんですけどね。そりゃ疲れるわ、という話です。
逆に、持って行かなくて正解だったのがハンディファン(携帯扇風機)です。雨で確実に水没していたし、そもそもモッシュやダイブをするなら、手に持つものは1つでも少ないほうが安全です。暑さ対策は「冷たい水」と「濡れること」で十分でした。
そしてもう一つ、喫煙者にうれしい情報を。会場には大きな仮設の喫煙所があって、屋根付き・クーラー完備の建物の中で吸えます。

雨宿りできて涼しくてタバコも吸える。快適すぎて、逆に入りびたらないよう自制心が試されます(笑)。
体力の衰えは、正直に認める
最後は、ちょっと切ない話。体力です。
1日目、KUZIRAでモッシュ・ダイブをしまくったのですが、最近はライブハウス中心でフェス自体が久しぶり。正直、途中で体力が持ちませんでした。
昔は全部のバンドを最前で浴びていたのに、最近は「この人はビールを飲みながら、後ろでゆっくり」というアーティストが年々増えています。2日目に「大人見」した話と、地続きです。
次は、いよいよ最後。この2日間を締めくくる、京都大作戦名物のアレの話です。
まとめ:泥だらけの洗濯物を干すまでが、京都大作戦
長々と書いてきましたが、私にとって京都大作戦は、もはや夏の恒例行事です。
1日目は、名古屋から来るライブ友達2人との参戦でした。これも毎年恒例。
そして、トリの10-FEETを最後まで観ずに、疲れ果てて居酒屋で早めの感想戦。毎年恒例です。
主催の10-FEETを観ずに帰るなんて、我ながらどうかと思いますが、体力が持たないものは仕方ありません。

毎年「今年こそ10-FEETまで!」と思うんだけど、毎年途中で電池切れ。これも様式美ということで。
そして家に帰ってからが、最後の戦いです。
泥だらけになったフェスの服は、洗濯機に入れる前に、まず手洗い。これをやらないと洗濯機が泥まみれになるので、毎年ベランダでゴシゴシ手洗いしています。この、泥だらけの洗濯物を干すところまでが、私の京都大作戦です。

ライブの余韻に浸りながらの泥の手洗い。しんどいけど、これをやると「あぁ、今年も大作戦終わったな」って実感するんよね。
雨に降られ、泥にまみれ、物販で疲れ果てた2日間。それでもKUZIRAとHEY-SMITHを浴びられて、最高の夏のスタートになりました。
来年も、また泥まみれになりに行きます。
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